Shio Sasaki

 

 

日本は梅雨真っただ中ですが、パリには梅雨がありません。空の色がいよいよ碧く澄み渡っています。

 

毎年7月14日はパリ祭です。フランス革命の始まった日。かのバスチーユ監獄襲撃の日です。パリのど真ん中にあるチュルリー公園では、少し前から移動式遊園地を設置してお祭り気分を盛り上げます。

写真の観覧車は日本のものよりだいぶ速く回っています。一度乗ると3周するまで降りられません。日本のはゆっくり1周ですから、ちょっと乗った感覚が違います。シャンゼリゼ通りから凱旋門、エッフェル塔にモンマルトルの丘まで一望できる絶景です!

 

 

今日はチュルリー公園でヤギにも出会いました。このヤギはチュルリー公園の地下に住んでいて、ご飯の時間になると外へ出て、草をモリモリ食べています。

 

 

夏らしい公園の様子を見ながら、去年の今頃のことを思い出してみました。

 

去年の今頃は、お店の物件が決まり、工事の打ち合わせに忙しくしていました。

店の1F部分の玉砂利の洗い出しをどうやって日本らしく施工するのか?

砂利は日本から取り寄せたものの洗い出し専門の職人はフランスでは見つからず。

そんな中、思い切ってトライしてくれたのはポルトガル出身の石職人アデリトさんチーム。一緒に何度も日本の施工方法の画像を見ながら四苦八苦。テストを繰り返して、砂を替えたり、水の量を足したり減らしたり、洗い出しのタイミングを2時間おきに試したり。

 

(写真) 洗い出し作業/洗い出しの床

 

お陰様で雰囲気のあるエントランスに仕上がりました!

 

そして、大工さん達にも大変お世話になりました。なぜなら襖の建具など、もちろんやったことがありません。しかし、パリっ子のフランクさんチームは、日本人に負けず劣らず細かい仕事がお得意でした。300年前の建物で、もともとの床や壁が全くまっすぐでないにも関わらず、すっぽり襖が一発で入った時には涙モノでした!

 

(写真)大工作業/襖と舞台

 

あぁ、この一年でどれだけの人にお世話なったのでしょう。それぞれの方の誠実な仕事に支えられて、今があるのです。

 

世界中、まだまだ不安定な情勢ですが、これを乗り越えて、皆が笑顔で再会できるよう、日々を重ねていきたいと思います。

 

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