Shio Sasaki

 

こんにちは!

パリはずいぶん春らしい、過ごしやすい気候になりました。

なのに、コロナウィルスの影響でフランス国内もザワザワしています。

お店のすぐ横のパリ大学もしばらく閉鎖になりました。

うちの近所の国立図書館も閉まっています。

早く皆が、健康に安全に元通りの生活ができるようになることを願っています。

 

 

今はむやみに外出しない方がいいのですが、気持ち良い散歩日和な今日この頃。

チュルリー公園やリュクサンブール公園、それから街路樹も少しずつグリーンが濃くなって、すでに花を咲かせている木も見られます。

下の写真はパレロワイヤルです。

 

日本は春と言えば、桜。誰もが桜の開花を待ちわびていますよね。

実はパリにも桜があちこちに植えられていて、パリ市内だけで3500本以上の桜の木があるんです!そして、フランス人も桜が咲くころ、桜の木の下でピクニックをします。「ohanami」を楽しみにしているフランス人も少なくありません。

 

写真はパリの中心地にあるショッピングセンター、レ・アール横の公園です。桜がもう咲いています。パリの美しい街並みに桜の花。ちょっと新しい感じもしますが、ステキです!

 

 

AREA Tokyo パリ店に残念ながら桜はありませんが、幅5m 高さ2mの梅の絵画が1Fの壁面を飾っています。絵画と言っても、6枚のふすま絵で、画家フジヨシブラザーズの作品です。越前の手漉き和紙、漆塗りの枠、最後は京都の老舗ふすま職人が仕上げていきます。日本の文化と技術が詰まった逸品です。

タイトルは「老梅図」。この世とあの世の間に存在する普段見ることのできない世界を表現しています。樹齢ある老梅が霧の中で枝を張り、花を咲かせている。趣ある空気感。その先にある違う世界の存在を感じさせる何とも深みのあるこの作品は、フランス人を惹きつけて止みません。

 

襖絵はオーダーにてサイズ変更が可能です。襖まわりの建具も一緒にご注文いただけます。信頼できるフランスの建具職人が施工設置を行います。

 

パリの桜とパリ店の老梅図。皆さま、どちらも一度、お花見に出かけてみませんか。

 

 

■店舗名:AREA Tokyo パリ店
■所在地:4 rue de l’université 75007 Paris FRANCE
■Tel. : 33 (0)1 40 13 04 81
■Mail : paris@area-japan.co.jp