モジュラーソファ「東苑」コンセプトモデル発表のお知らせ

日本の色をテーマにしたモジュラーソファ
CONCEPT MODEL 「東苑」(tou-en）を発表

─── 墨、烏羽、黒檀など、日本には西洋で言うブラックが、なんと20 色以上もある。安土桃山、江戸、明治。西洋が日本に出会った時、最も感銘を持つ文化の一つに、おびただしい数の「日本の色」がある。「まるで色の洪水だ」そう言ったのは 私の知り合いのフランス人建築家だ。しかしながら、私たち日本人はこの故郷の色を世界に充分紹介しているだろうか? 世界中を走る日本車。根強い人気の家電。だが、萌葱色の車、薄桜色の掃除機なんて聞いたことがない。
それなら私たちのソファで紹介しよう。まずはAREAのパリ店で。───

900mm のモジュールの背、座、本体パーツから構成されたソファ「東苑」は、組み合わせ方、拡張性、使いやすさなど、モジュラーソファの在り方を改めて再構築した作品です。

「なぜ日本人はソファから降りて床に座ってしまうのか?」

下足文化という視点から、 現代日本人のライフスタイル欲求を紐解き、“私たちにとっての最適なソファとは?”という問いを追求して生まれたのがこのソファです。2段階の高さ展開で床との境界をなくし、固めのクッションで床や畳の居付きやすさを表現。また、色展開は全て日本色をピックアップ。座ったり、まったりしたり、 横になったり、眠ったり。日本人本来のくつろぎのスタイルがここにあります。