MATERIAL/FINISH

フルオーダーで家具の製作をご提案しているAREAでは、様々な素材や仕上を用いた家具をデザインしています。AREAで使用される主な素材と仕上をご紹介いたします。記載されていない素材や仕上でも、対応可能なものもございます。その際は、お気軽にご相談ください。

Solid wood

AREAでは、家具材として世界中で古くから信頼される広葉樹を主に使用し、中でも個性豊かであり、堅牢なつくりを実現できる材を選定しています。材のグレードは、標準仕様の製品で、最上級のグレードのものを使用しています。
また、徹底した材料管理により、気密性の高い日本の住環境になじむよう含水率の調整を行っています。
無垢材の長所として、まず第一に上げられるのは、本物の木であるということ。ご家庭で毎日身近に使い続ける家具ほど、その触感や表情を感じ取ることができます。
第二に長年の使用にわたり、味わい深い経年変化を楽しむことが出来るということ。樹種によりその経年変化は様々であり、時間が経つほどに劣化してゆくのではなく、使い込むほどに風合いが増すという喜びはひとしおです。 第三に熟練の職人の手によって製作されたものは、堅牢に組み上げられ、高い耐久性を持ち合わすことが出来ること。良い家具は一生ものと言われる所以は、素材とつくりによってもたらされます。また、キズや打痕なども、時間が経つとあまり気にならなくなるとともに、十数年後でも無垢材であれ削り直し、仕上直しを行えば新品同様の状態に戻すことが可能です。
これに対し短所として、第一に下記に表記される合板に比べ、材料単価が高価なこと。何十年と大切に育てられた樹木であり、実際に家具に使用できるまで、様々な工程と時間をかけなければ、材料として使用することが出来ないものなので、この点は無垢材の長所を加味すれば納得できる点です。
第二に収縮による割れや反りが出る可能性があること。自然で育った素材を、現代の気密性の高い住環境に完全に完全に順応させる技術はまだありません。それを最小限に抑える乾燥技術と処理技術をしっかりと行うということが、無垢材を扱うものとしての役目となります。
第三に一般的な合板(下記に表記)に比べ重量が重たくなること。この点は、樹種により多少の差はありますが、割れや反り、剛性、強度を加味した部材の厚さが必要となるためです。

AREAで使用される主要な材をご紹介します。

Black walnut ブラックウォールナット
現在安定的に流通する家具材として最高峰とも言える、北米産ブラックウォールナット。現在では安定的に入手できない、ローズウッドやマホガニー、チークとならび、古くから高級材として扱われる。(日本でゆえばクルミの木であるが、その材の表情は全く違うものである。)
ブラックウォールナットが古くから人気のある理由にまず上げられるのは、その色である。紫色から赤みを帯びた濃い褐色。着色することなく美しい木理と色を表してくれる。この点は他の広葉樹に比べ大きな魅力である。
また、古くは飛行機のプロペラや、ライフルの銃床材として利用されたように、衝撃や耐久性に優れ、狂いが少ないという家具材としても理想的な木質を持ち合わせている。
供給としては、アメリカ広葉樹輸出協会AHECの計画的な植林と伐採、流通の管理により、高級材でありながらも今なお安定供給される材のひとつ。ただ、主に流通する植林材に比べ、山奥で何百年という年月を生きた大木のもつ木味は、より深い色と、芸術的な木理を描きより美しい。その材は希少であるがために、もちろん高価なものである。
Black walnut
Black cherry ブラックチェリー
アメリカンブラックチェリーという名の通り、北米のサクラの木。その実であるサクランボは食用としても流通している。日本人にも実は馴染み深い。
ブラックチェリーの魅力は、経年変化後に現れる深い紅褐色と言える。加工後新しい材は、サーモンピンクに近い淡い色をしているが、数年の使用でその色味は深く飴色に変化し高級感が増してゆく。木肌が絹のような優しい触感があり、仕上りが美しい。この材もブラックウォールナット同様に、着色しなくても深い色を持つ数少ない材として人気の高い材である。
Black cherry
White ash ホワイトアッシュ
白い木肌と明瞭な木理で、ナチュラルな明るいイメージのインテリアでは、人気の高い北米産の材。日本ではタモ材が近いものとなる。耐久性、剛性に優れ、バッドなどの運動器具にも用いられる。ナチュラルな仕上も美しいが、導管のはっきりとした木理を活かし、黒や白などの塗装を施し、その木理がうっすらと感じ取れる仕上も魅力的なものである。
White ash
Oak ナラ
国産の材として古くは北海道からヨーロッパに向けて輸出されていたミズナラ。
イギリスアンティーク家具の材料がじつは、北海道の材であったという事も多い。
硬く、乾燥時間も掛かり、手の掛かる材であるが、木工家具としての堅牢なつくりと、耐久性を実現する良材である。好みは分かれるところだが、柾目に挽いた材に現れる虎斑(とらふ)という木理は印象深く、その樹の個性を感じさせてくれる。
家具材はもちろん建築材としても、広く使用されている。また、ウィスキーの味を左右する樽として何年も使い続けられる材である。
ただし、北海道産のミズナラは、国有林や企業管理の土地に自生しているものが多く、流通材としては昔に比べごく僅かである。ナラ材といい流通しているものの多くは、隣国の中国、ロシア産のものが主流である。
Oak
Maple ハードメープル
カナダの国旗に象徴されている通り、カナダから北米の代表的な樹木。メープルシロップとしても馴染みが深い。広葉樹の中でもその白さは、代表的なものであり、ホワイトアッシュとは異なり、淡い木理と滑らかな木肌は、木の大理石とも言える表情である。大理石という所以は他にも有り、その硬さは家具用材の中でも最上級である。ボーリングのレーンやピンに使用されたり、力のある野球のバッターであれば、タモ材ではなくこのメープル材のバッドを使用する。この材も経年変化により、明るいベージュから飴色に変化して味わい深くなる。無垢材ではまず入手が出来ないが、「バーズアイメープル」は、数万本に一本にしか現れない木理で突き板として最高級材のひとつとして珍重される。
Maple
Teak チーク
ブラックウォールナットで記述の通り家具用材としては古くから最高級材として扱われる。タイ、インドネシア、ミャンマーで生息する材であるが為に、高級材として海外に売れるため、未管理のまま乱伐採が激しく枯渇し、現在では国際的な規制が設けられ供給されている。
材の特徴として、黄金色とも言われる木色に緻密な縞模様が現れる材もあり、非常に美しい仕上り。木自体に含まれる油分により水湿に非常に強い。
古くはクィーンエリザベス号の甲板に使用されたという逸話は有名である。
Teak

Plywood

標準仕様のテーブルやチェアは木製の場合ほとんどが上記無垢材を使用して製作します。標準仕様の収納家具の場合は、無垢材、天然木突き板合板の長所短所を加味し適材適所で部材毎に使い分けを行います。(ご指定いただければ、総無垢材の収納家具の製作も可能です。)
家具で使用される一般的な合板には、基材(見えていない厚さ部分)となる下地材に、表面から見えている化粧材(天然木の突き板、メラミン、ポリエチレン、オレフィン、強化紙など)を貼るものになります。
基材部分は、その家具の構造や強度、価格などにより使い分けがされています。一般的に上げられるものは、四方や適所に天然木や積層合板、パーティクルボード、MDFなどの芯材を入れた枠に、化粧板を貼る「フラッシュ構造」、また芯材の中空部分にハニカム状の厚紙や樹脂を敷き詰めた「ハニカムコアフラッシュ構造」、ベニヤの繊維方向を互い違いに積層させた積層合板や、木を細かく粉砕し接着剤で固めた、MDFやパーティクルボードに化粧材を貼るものがあります。
無垢材に比べ合板の長所としては、「割れ反りが少ない」、「加工性が良い」、フラッシュ構造であれば「軽量」につくれる、人工物の化粧材であれば、同じクオリティのものを安定的に「量産」できる、「価格が安い」という点になります。
短所としては、人工物の化粧材の場合「味が出ない」、キズや剥がれなどの「補修が困難」、化粧材によっては「安っぽい」という点が上げられます。
上記の点を踏まえ、無垢材の長所、合板の長所を活かした適材適所のつくりが、収納家具には求められます。
AREAの収納家具標準仕様では、主に天然木突き板を化粧材とし、天然木を使用したフラッシュ構造を採用しています。お客様のご要望により、化粧材、基材ともに選定することも可能です。

Sliced veneer 天然木突き板
上に挙げた木理の美しい表情を持つ無垢材を0.2〜0.6mm程度で薄くスライスし、ベニヤに貼り付けしたもの。厚くスライスされたものは、触感や表情も無垢材と遜色のない仕上りが可能。
Sliced veneer
Melamine resin treated plywood メラミン化粧板
メラミン樹脂は耐熱、耐水、機械強度などの点で優れている。
水廻りなどの扉や、不特定多数の人が利用する店舗什器などで利用されることが多い。また、艶感や色の発色など、突き板では表現できないものに意匠として使用される。この他、ステンレス調や、大理石調、木目調など様々な質感を選択できる。
Melamine resin treated plywood
Polyester-resin treaed plywood ポリエステル化粧板
化粧紙の上にポリエステル樹脂を塗布して保護した材。メラミンより強度は劣るが安価である。
Polyester-resin treaed plywood
Olefin sheet オレフィンシート
印刷技術の革新により、本物の木と間違えるほどのテクスチャーを持ち、様々な質感のものが選択できる。建材においては、燃焼時にダイオキシンがほとんど発生しないこともあり、木目調のものは、オレフィンシートを使用したものが主流になりつつある。
Polyester-resin treaed plywood

Finish

家具の持ち味と使い勝手を決める仕上処理。それぞれの特性をご説明させていただき、お好みの仕上をお選びいただけます。

Urethane ウレタン
テーブルなど、使用頻度が高く、水汚れが懸念される家具には、ウレタン樹脂塗装を施したものがお薦めです。現在のウレタン樹脂塗装技術では、強度の高い塗膜を艶無しでコーティングすることが可能で、下に挙げるオイルやラッカーの質感ともほとんど変わらず、汚れを気にせず使えるものとなります。また、材をコーティングすることにより、木の呼吸を最小限に抑え、経年による狂いを抑えてくれます。ただし、水、熱には強いが、有機溶剤には塗膜を変色させるので弱く、サンドペーパーなどでのメンテナンスは薄膜を剥がすこととなるので出来ません。仕上直しは専門の職人と手により行うこととなります。
Urethane
Oil オイル
天然成分に由来したオイルを、木に浸透させ水や汚れをはじく仕上です。木の触感を最大限に感じる事ができます。ただし、使用頻度が高く、水汚れなどが想定される家具では、その汚れに対する気遣いと、汚れを落とし、オイルを塗布する作業を行わなければ、美しい経年変化を求めることはできません。
Oil
Lacquer ラッカー
溶剤に樹脂を溶かし塗布し、溶剤が揮発し乾燥することで、表面に強度を出す、伝統的に用いられる塗装方法。アメリカやイギリスのアンティーク家具にみられる磨いて艶感を出す作業は、ラッカー仕上によるもの。ウレタン樹脂でも艶感を出すことは可能だが、クラシカルな美しさを表現したい場合には、ラッカー仕上が有用である。
Lacquer
Gloss 鏡面/UV
一般に用いられる鏡面仕上は、鏡面のように移り込む表面仕上を指すことが多くなったのだが、これには全く異なる2種類の塗装方法がある。
ひとつは、鏡面塗装、ピアノ塗装とも言われる、ポリエステル塗料を何層にも渡り「塗り」「磨き」を繰り返した仕上。熟練の職人の手を要し、何日間にも渡る作業が必要であり高価である。その仕上りの美しさは、目を見張るものがある。
これに対して、UV塗料を塗布し、塗膜に紫外線を当て硬化させ、鏡面に仕上げるUV仕上があり、効率よく鏡面を作り上げることができる。 いずれも、黒や白色だけではなく、様々な色や木目でも対応できる。
Gloss

Color

素材の持ち味を活かしながらお好みの色に仕上げることが可能です。
天然木への染色や着色により、ご希望に合わせた色、艶の家具を製作することができます。既にお使いの家具や建具に色を近づけ合わせることも可能です。

Iron / Stainless steel / Brassed

家具の意匠として部分的に取り入れる場合や、テーブルやキャビネット、ソファなどの脚など、インテリアのスタイルに合わせ使い分けを行います。

Iron / Steel 鉄 / 鋼鉄
経年変化させた雰囲気ある仕上や、硬質感あるインテリアデザインなど、随所に使用する魅力があります。ただし、ステンレスに比べ重たくなります。
Iron / Stee
Stainless steel ステンレス
モダンなインテリアにアクセントとして効果的に用いる事ができます。また水廻りにも有効な材です。ヘアライン、磨き、サンドブラスト、バイブレーションなど、様々な仕上も選べます。ただし、スチールよりも高価です。
Stainless steel
Brassd 真鍮
古くから家具金物にも利用されてきた真鍮は、スチールやステンレスに無い、上品な経年変化と高級感を持ち合わせています。ただし、スチールやステンレスに比べ柔らかい材なので、装飾的な目的で使う意味が大きい材です。
Brassd

Grass / Marble / Granite / Tile

カウンタートップやデスクトップなど、ガラスや大理石天板での製作や、壁面収納壁面の装飾など、これらを取り込むことで素材感溢れるインテリアをつくりあげます。

Grass ガラス
テーブル天板や飾り棚の棚板など、洗練されたインテリアには欠かせない材質です。厚さは5mmから15mmのもの、生ガラス、強化ガラスを使用途に合わせ使い分けします。色もグレーやブラック、ブロンズ、など様々なものがあり、フロスト仕上や、模様ガラスなども対応します。
Grass
Marble 大理石
テーブル天板やカウンタートップ、壁面収納オープン背面などに用います。大理石(石灰岩)ならではの特徴ある文様を活かした高級感ある家具を製作することが可能です。
Marble
Granite 御影石
テーブル天板やカウンタートップ、壁面収納オープン背面などに用います。御影石(花崗岩)の持つ鉱物としてのテクスチャーの魅力を活かした家具を製作することが可能です。
Marble
Tile タイル
カウンタートップ、壁面収納オープン背面などに用います。数多くの個性的な色、柄タイルが流通しています。
Tile

Leather / Fabric / Wallpaper

本革や布は、ソファや椅子のカバーリングとしてはもちろん、ベッドのヘッドボードや、収納家具の装飾として印象的に用いることができます。壁紙は壁面収納の背板部分や、壁面収納に合わせた壁紙の張り替えで、空間のイメージを一新することができます。

Leather レザー
ナチュラルレザーをはじめ、顔料、染料系の耐久性あるレザーや、個性的な加工の施されたレザーまで、ご希望に合わせてご用意する事が可能です。
Leather
Fabric 布
世界中から集められたファブリックコレクションの中からお選びいただけます。
家具とカーテンを同ラインのコレクションでコーディネートする事も可能です。
Fabric
Wallpaper 壁紙
世界中で毎シーズン新しく発信されている壁紙のコレクションの中から、お選び頂けます。
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